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産科医減少「少子化の反映」 柳沢氏答弁に医師反発(朝日) [2007年02月17日(土)]

■『朝日』のきのうの記事から。

産科医減少「少子化の反映」
柳沢氏答弁に医師反発
2007年02月16日23時36分(asahi.com)
 産婦人科医が減っているのは出生数の減少で医療ニーズが低減した反映――。7日の衆院予算委員会での柳沢厚生労働相の発言が、産科医の反発を呼んでいる。訴訟リスクの高まりや24時間態勢の過酷な勤務などに触れなかった答弁が理由だ。「産む機械」発言の余波もあってか、医師らのブログには「このような認識では有効な対策がとられない」などの書き込みが続く。柳沢氏は16日、閣議後の記者会見でこの発言について「訴訟のリスクや勤務状況がきついということはよく承知している」と話した。

 発言は、「産科、産婦人科、外科の医師数が減っているが、なぜか」という質問に答えたもの。柳沢氏は「産科の医師は出生数あたりでは減っているわけではない」「出生数の減少で医療ニーズがはっきり低減していることの反映」などと答弁。産科医、助産師不足の対策には「効率化、ネットワーク化して対応していく」とした。

 この発言を取り上げたブログ「ある産婦人科医のひとりごと」のコメント欄には「(現場を)理解しようともしない」などの言葉が並ぶ。国会中継の録画から議事録をおこしたブログも。医療関係者らが参加する掲示板「m3」などでも批判が続いている。
 確かに産婦人科医1人あたりの出生数は、90年が95人、04年が98人と横ばい傾向にある。だが、日本産科婦人科学会で医療提供体制検討委員長を務める海野信也・北里大教授は「大臣は、分娩(ぶんべん)施設数の減少が出生数の減少率より大きい事実を見落としている」と指摘。「産婦人科が扱う領域は、婦人科系のがんや不妊治療などに広がっているのに、担い手は減っている。お産を扱う医師は、数字以上の激務。実態にきちんと目を向けていただきたい」という。この記事の関連情報
ブログ「ある産婦人科医のひとりごと
特集:いま、お産の場は

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■先日とりあげた、ウェブブログ『ある産婦人科医のひとりごと』の記事「枝野議員と柳沢厚労相との質疑応答(国会衆院予算委)」が、もとネタである。■別記事のコメント欄には、この『朝日』の記事のリンクもはられた。
■やりとりの モジ化作業は、「【柳沢厚生労働大臣 かく語りき】 H19年2月7日 予算委員会での答弁 その1」「【柳沢厚生労働大臣 かく語りき】 H19年2月7日 予算委員会での答弁 その2

■『ある内科医の嘆息』氏によるコメント
設問.次の問に答えよ。

産科医師の減少の原因として正しいものを2つ選べ?

a.訴訟の増加
b.出生数の減少
c.医学教育の不備
d.新臨床研修制度
e.過重労働

正解:a,e
開設:cは的外れ。dは間接的には関係あるが、a、eを目の当たりにする機会が増えただけで、根本的な原因ではない。bを選んだ場合、大臣になることが患者に危害を及ぼす可能性が高いので、他の試験で合格でも、大臣にはなれない(禁忌枝問題)。

低カリウム血症の治療として塩化カリウム静注を選んだのと同じくらいの衝撃を受けています。禁忌枝でしょう。


あたりが、構図をよく解説しているとおもう。■「静注」とは、「静脈内注射」の業界用語(略語)。■「低カリウム血症(ていかりうむけっしょう)は、血清中のカリウム濃度が低い状態」だが、「カリウムイオンは……、大量に摂取すると血圧が急激に低下し死に至る」。■ま、いかりにみちあふれているお医者さんが、痛烈な皮肉をこめて資格試験パロディをかいちるので、まにうけないこと(笑)。■ま、そのくらい不見識かつ不適当な人材が厚生労働大臣にあてられて、いまだにくびがきられておらず、まさに「失言する機械」と化していると。

■あるいは、「小児科5年目」氏による

枝野議員の問題意識に基づいた的確な追求と、安倍・柳沢氏の空虚な説明が光と影に鮮やかに分かれていますね。

私は柳沢氏の言う若手の医者ですが、このような人たちが医療行政のトップなので、安心して医療に打ち込めないですね。


あたりが、国会でのやりとりを的確についているといえるだろう。■ちなみに、枝野幸男議員は弁護士。

●「トラックバック・ピープル 安倍晋三」  

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時間外勤務が月100時間超、小児科医の「過労死」認定
2007年02月23日12時30分(asahi.com)
 北海道北部の2カ所の総合病院で勤務し、03年10月に突然死した旭川市の小児科医(当時31)の遺族から出されていた労災申請について、北海道労働局は労災を認定し、遺族補償年金の支給を決めた。

 医師は02年4月から03年8月まで、道北地方の公立病院で働き、同年10月から別の民間病院に移り、6日目に亡くなった。申請を担当した弁護士によると、公立病院時代に月の時間外勤務が平均100時間を超え、泊まり込みの当直も3、4回。病院外で救急患者のため待機する当番も月20〜25日あり、多い日は1晩に5回呼び出された。民間病院でも5日間で32時間の時間外労働をした。遺族は過労死にあたるとして04年11月に労災認定を申請していた。

 医師の遺族は労災保険の対象ではない公立病院の勤務も過労死にあたるとして、05年1月に地方公務員災害補償基金北海道支部に公務災害の認定を求めた。昨年12月に資料不足などを理由に却下されたあと、現在、不服申し立てをしている。
Posted by:タカマサ at 2007年02月23日(金) 13:01

■枝野幸男議員の活躍ぶりは、動画としても、いろいろ話題にとりあげられているらしい〔カマヤン「枝野幸男(日本の理性)、キャノン(経団連会長)御手洗氏を批判/動画ニュース」〕。■まあ、自分たちで偽装請負とか散々やらかしておきながら、もうかった分は労働条件や消費者に還元じゃなくて、役員報酬にまわすっていうんだから、こういった連中が労働問題をかたったばあい、どうなるかは、わかりきったことだね。■カマヤンたちの「枝野幸男(日本の理性)vs安倍晋三(痴呆)」は、あいかわらず差別的で感心しないが、「「ふつう」で「まとも」な思考力を持つ日本人なら枝野幸男のほうが首相に相応しいと思うわな」というツッコミには同意するほかない(笑)。
Posted by:タカマサ at 2007年02月18日(日) 03:43
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